南北に長い敷地の南側に庭を、北側に駐車及び多目的スペースを計画した平屋。
常に地面を身近に感じる平屋ライフでは植栽が欠かせない。
この家では、なるべく手間のかからない外構計画とした。
ガレージを兼ねた多目的エリア。
ガレージ部分は、外部収納を経由して外部へつながり回遊できる仕組みとなっている。
多目的エリアアップ。
建物に沿い最短で素直な動線としたアプローチ。
屋根に沿って奥に進みエントランスへと辿り着く。
ウォークスルークロークを設けた事例。
不必要に物が置かれる玄関は好ましくないと考えている。
家具の搬送前のため分かりにくいが、この家ではキッチンとダイニングテーブルが並列となる配置とした。
間取りの計画段階で動線をしっかり練ることが重要である。
キッチンを最もキッチンぽく見せる「本体」「冷蔵庫」の存在を消し「吊戸棚」を家具化している。
奥にパントリーと冷蔵庫スペースを設け収納の役割をコントロールしている。
又、キッチンを建物の中心とし、バックカウンターの裏側は水廻りを経由できる回遊動線とした。
中規模の造作洗面カウンター例。
ホテルの設えのようにコンフォータブルな日常を。
計画当初からガレージの造作が念頭にあった今の平屋です。
奥行きが深いこの家では、居住エリアとシームレスな駐車エリアを一体化し「敷地全体に住む」計画としました。
コの字の間取りにすることで、居住エリアと多目的ガレージの間が坪庭の役割を果たしています。