上下階の繋がり、光と視線を通す目的で計画した吹き抜け。
周囲が建て込んでいる環境でありながら明るさに包まれた空間となった。
視線が一直線に抜けるLDK。
LDKの壁全体に施されたホルムアルデヒド対応の意匠性塗材は、長期の美観維持が可能である。
3連テラス窓のワイドビュー、2.5寸の勾配に合わせた台形FIX窓から拡散する陽光により、立て込んだ周辺環境でも解放感を感じることができる。
空に視線を飛ばすことができる窓辺。
開口部の工夫により光の存在感が際立つリビングとなった。
階段下を活用し独立したスタディコーナーを造作。
将来にわたり家族全員で様々な使い方ができる。
生活と密接しているエントランス機能を整理し内外をスムーズに繋いでいる。
地窓、ハイサイドから自然光を招き入れた。
シューズクロークを設けゆとりある玄関に。
滞在時間は短いものの毎日家族の誰もが必ず使う洗面室。
作業性、湿気対策の他、リラックス空間としての設えを心掛けている。
雨風から外壁を守り日差し調整もできることから日本建築に欠かせなかった深い軒。
近年は、軒下を活用しテラスを設け室内空間の延長という位置づけで活用している。
南北に隣戸が迫る周辺環境に、間口10m奥行き29mの細長い敷地。
採光に不利な点や圧迫感の解消が課題となった住宅です。
頭上から光を落とし、縦方向に視線の抜けをつくることにより視界が開けた環境へと導きました。
他にも様々な工夫を凝らし特徴的な敷地を好条件に変えることができた事例です。