お施主様はステンドグラス制作が趣味で、大工さんが手作りした木製建具に、お施主様が制作したステンドグラスをはめ込み、素敵な玄関の顔になりました。
大黒柱や厚鴨居をみせ、古民家ならではの味わい深い空間をリビングダイニングに取り入れています。床材にナラを使用し、大工さんが手作りした家具、建具には杉の無垢材を使用しました。お施主様の要望で薪ストーブを取り付けて素敵な暮らしが実現。
元ある建具もしっかり生かし、色、雰囲気を合わせ和室を設計致しました。まるで、すべてが新しいものかのように見え、部屋内の空気感を上品に仕上げました。
お施主様の趣味である、ステンドグラスを制作する部屋をプランに取り入れ、終の棲家に不可欠な場を設ける事ができました。
夫婦の終の棲家
お施主様が幼少期に過ごされた思い出の建物(築87年の古民家)に、お施主様のこだわりの思い(薪ストーブ、書庫、ステンドグラス工房、元ある建具のリメイク)を基にリノベーションし、古民家ならではの味わい深い素敵な空間を作り上げることが出来ました。また築87年ということもあり、基礎は玉石基礎をベタ基礎に、建物の建て起こしや耐震補強をしっかり施工致しました。