80年前からある重厚な梁をクリーニングして
変わらず玄関の顔に。
両分け引戸は新しく作成しました。
建てられた当初は馬小屋だった場所に落ち着ける小さな書斎を作りました。
梁や柱はそのまま生かし、内装を綺麗に直しました。地震に強い構造にするため、開口を減らし、壁を作りました。
自然と集まるリビングには掘りごたつを設置し、温かみのある木のモザイクでホッとできる空間になりました。
寒くて暗かった北側の水回り。
光が届くように、天窓などを利用し日中でも電気がいらないようにしました。
キッチンは
リクシル アレスタのカッパーレッド。
梁の重厚な感じと相性がとてもいいです。
戸襖ばかりで揺れが心配だった母屋。
壁を造り、安心してみんなが暮らせるように補強しました。
内装を綺麗にし、昔ついていたランマは飾りとして再利用しました。
玄関は家の顔。
見た目は新しいけれど、懐かしい気持ちが心を落ち着かせてくれる、そんな土間玄関になりました。
ここで腰を下ろして、ちょっとお話しでも。
みんなが自然と集まる場所へ。
いままでも、そしてこれからまた80年と。
いままでおじいさまが守られたきた大切な家屋を
これからもみんなが集い、大切に、安心して住めるように
耐震リフォームをしました。