不安定な基礎を、ベタ基礎に変更しました。
面で家を支えるので、より安心な暮らしができるようになりました。
とにかく底冷えがした昔の母屋。
ストーブを付けても、隙間風と床下からくる寒気に悩まれていたご家族。
床下にしっかりと断熱材を敷き詰めて、シャットアウトしました。
昔からある柱にも金物を設置。
昔ながらの知恵+数値で分かる安心でより快適に、安心して暮らせる母屋にしました。
耐震診断の結果を元に、必要な筋交いや補強を施していきます。
みんなが安心して眠れるように。
開口ばかりだった和室には補強壁を。
元々ある梁に柱や筋交いを足していきます。
木の構造を熟知している大工だからこそできるこういった技が私たちの財産です。
耐震壁。
防水、透湿に加え、遮熱の効果もあるシート。
真夏のドカッとした日差しもカットしてくれます。
部屋の温度が上がりにくいので、光熱費も抑えることができます。
大切な家、先祖や家族を守るため既存住宅を活かしたリフォームは、安心・安全はもちろん、暖かく、どこの部屋も明るい空間へと進化しました。
瓦も外壁もお化粧し直したので、まるで新築のようです。
しかし、中に入ると思い出の柱や立派な梁はそのまま使用したことで、懐かしい空気に思わず顔もほころびます。それらはまたこれからの60年、家族の見守り係となるでしょう。
にぎやかにご親族が集まる時が待ち遠しくなりました。
DIYが趣味なお施主様。
定期点検で伺うと、可愛らしい飾りなどが増えていてとても行くのが楽しみになっています。
大切に施工したおうちが、住まわれている方にも大切にされ、住むことを楽しんでいただいているととてもうれしく思います。