紙太材木店の田原です。

立春が過ぎても、朝は氷点下の美濃地方。
日中の日差しが豊富で、性能が一定レベル以上の家では
エアコンを稼働させていても、
ほとんど動いていないんじゃないでしょうか。
それでもぽかぽか…
昨日は花池の家に物干しを取り付けに行ったのですが、まさにそんな状態。
小さなお子さんも裸足ですごしていました。

しかし、世の中そんな家ばかりではないわけで、
様々な工夫と我慢で過ごしている方も多いはず。

先日、社会派ブロガーのちきりんさんが
ツイッターでひざ掛けの電気毛布を推奨していました。
彼女は自分がマンションリノベーションした時の体験を
「徹底的に考えてリノベしたらみんなに伝えたくなった50のこと」
という本を書いてます。

この本はリノベーション予定の方だけでなく、
新築を計画してる人も、
工務店などの実務者にもお勧めできる優れもの。


ひざ掛け電気毛布。
まず思い浮かんだのは消費電力。
電気の生焚きだしかなり消費するのかと思ったのですが、
そこはちきりんさん、ちゃんと押さえて勧めてました。
調べてみると、結構いろんな種類があって
サイズも電気毛布のように嵩張らない程度。

洗濯できるものやデザインも各種あります。
1時間当たりの消費電力は36w~60w程度
1KWを27円とすると
10時間使っても9円72銭

エアコンの消費電力は6畳用、2.2kwのもので
400w~500wですから10分の一ということになります。
しかもエアコンではいくら暖房しても膝から下が寒いという家が
日本にはごまんとあるわけですから、
エアコンの設定温度を少し下げてこの毛布を使ったほうが
寒さのストレスからは解放されることになります。

もう一つの冬のストレスは結露。
これもウインドラジエーターでかなり解消されます。
消費電力もサイズによりますが、ひざ掛けの電気毛布より少し高い程度。

結露からも膝から下の寒さからも解放された家ばかりではないわけで
上の二つの商品は悩んでいるご家庭には朗報。
健康性維持のためには多少の増エネも必要で、
健康性は省エネに優先します。

もちろん、結露やひざ下の寒さのない家が理想なのは言うまでもありませんが、住んでみないと分からないのが日本の家…