縁側や地窓から漏れる光に、人の気配が感じられます。くつろぎの一時。
珪藻土塗の壁に、職人の技術が窺い知れます。光の当て方一つで、表情が変わります。
植栽に緩やかに囲われ、外部でありながら内部のような落ち着きが感じられる縁側。
失われつつある日本人のコミュニケーションの場。今は日向ぼっこのやすらぎの場になっています。
普段、庭の手入れをしている庭師さんにも、腕を振るってもらいました。わずかなスペースに、彼の宇宙が再現されました。お洒落な今風ではないけれど(笑)、職人って凄い!
ご夫婦2人のためのコンパクト平屋住宅。
ヒノキや熊本産イ草の香りに包まれ、自然素材の温もりを感じながら、のんびり縁側で日向ぼっこ。
夜は地窓から、ライトアップされた坪庭が覗けます。
もう大きい家は要らない2人のための終の棲家。